ブッポウソウの舞


トップページでも一寸触れたが、数時間のんびり彼等の動向を久し振りに観察する事が出来た。

子育て中で頻繁に餌を運んでいたが、僕には残念ながら勉強不足で♂♀の見極めが出来ない。

良く観察していると2羽で子育ては当然として、1羽の固体は頻繁に餌を運び他の個体は殆んど

働く気配が無い様である。どうも人間社会に例えたら僕みたいに働かず、偉そうに文句ばかり言

っている様に感じられて仕方が無い。もし言葉が通じるならば ”おいお前も少し働けよ” と言い

たくなるのである。僕が現場で見たり感じた限りでは、甲斐甲斐しく働くのが♀かなと同情したく

なる光景であった。そこで帰宅後ベテランの方にその話をしたところ、どうも怠けているのでなく

彼等なりの極自然な行動だろうと言う話であった。と言うのはこの時期子育てで疲れ果て、彼等

なりのローテ-ションを組んで働いているのではとの事であった。我々感情動物は即損得とか考

える愚かな動物である、彼等は大金も金の延べ棒も必要なく子孫を残す為に、理屈ぬきに親鳥

の羽が痛むまで餌探しに奔走している。コインロッカーに詰め込む(一部の人)人間様より、数段

高貴で煌びやかに感じられてならない。しかも巣立ち後僅かな期間で、幼鳥は自立し別々の未

知の世界に飛び込み逞しく生きて行くのである。幾つになっても親離れ子離れしない人間社会

に、小動物達が皮肉にも警告を発している様な気がしてならない。